私の密かな野望は、自分と世の中の人達の「健康寿命を延ばす」こと
「健康寿命」…健康上の問題によって日常生活が制限されることなく、健康的に生活できる期間のこと
人生100年時代と言われている中、少子高齢化が進み、医療や介護において需要と供給のバランスが取れなくなることが懸念されます。
(今でも既に人手不足が深刻ですが…。)
これからの時代は、医療や介護に頼らざるをえない期間を極力減らすこと、つまり「健康寿命」を延ばすことが大事になると思ってます。
私が健康寿命を延ばしたいと思ったきっかけ
私は38歳の時に不安障害になりました。
軽度な方だとは思いますが、
- 心がざわざわする
- 脳がおかしくなりそうな感覚(言語化が難しいですが)
- 吐き気
- 動機
- 息苦しさ
といった体調不良が1年半程、連日続いてました。
毎日の不調がしんどい・辛いという思いに加え、「このまま苦しみながら私の人生終わっていくのかな」と、自分の最期や将来について、怖い妄想ばかり浮かんできていました…。
「自分の最期は苦しいもの」という妄想が浮かんでは、”死ぬのは怖い”けど”苦しいまま生きるのも辛い”という矛盾する恐怖感に駆られ、さらに体調不良が悪化するという悪循環の日々でした。
その時点でアラフォーだったことも、なおさら不安を増長させました。
そんな苦しい日々と将来への不安から抜け出したくて、不安障害(及び精神疾患全般)に効果的な対処法を求めて、本やYouTubeで情報収集しました(この頃は藁にも縋る思いで情報を漁ってました…)。
そして、自分なりにできそうなことをやっていく中で、少しずつマシになっていきました。
そして40歳を目前にし、人生の後半ともいえる40歳以降は「とにかく健康な状態で過ごしたい」と強く思うようになりました。
健康寿命を延ばすために大事な考え方
私は、健康寿命を延ばすためには、
- 医療、介護やサポートなどのプロに頼る部分
- 自分でどうにかする部分
をうまく切り分ける意識が大事だと思ってます。
加齢や予期せぬ事態により、プロの力を頼らざるを得ない状況は出てきますが、
医療崩壊などを防ぐには「頼って当たり前」と思わず、まずは自分で「できるだけ頼らなくて済む状態を保つこと」が大事だと思うのです。
私自身、
- 不安障害になってメンタルクリニックに通った
- 手術&入院の経験(不安障害とは無関係)
- 祖母が認知症になり施設を利用していた
これらのことがきっかけで、医療や介護業界で働いている方々には本当に心の底から感謝したし、
高齢化が進んでいる日本ではより必要になるんだろうな思ってます。
しかし全員が「何かあったら頼ればいい」と思っていたらどうでしょう。
医療・介護の崩壊につながり、「本当に医療・介護が必要な人」が利用できなくなってしまうことも起こるのではとも思います。
なのでまずは、できるだけ長く「自分のことは自分でする」状態を保つ意識を持ち合わせていきたい、
それがつまり「健康寿命を延ばす」ことだと考えてます。
健康寿命を延ばすためにまず始めたいこと
不安障害を改善したくていろんな情報を参考にしましたが、総合的に見て健康寿命を延ばすために最も大事なのは、生活習慣によって体を整えることでした。
「生活習慣」というと、何か特別なことをするわけではなく、ただそれだけ?とも感じるし、
その一方で、今当たり前になっている習慣を変えなければいけないという意味でもあるので、簡単なようで実は一番難しいことでもあります。
でも、人生は1日1日の積み重ね。
将来健康的に過ごしたいならなら、とにかく「今の自分の体を整えること」。これに尽きます。
特にこの頃一番参考にしていたのは、精神科医の樺沢紫苑さんのYouTubeや書籍でしたが、
樺沢さんは「睡眠・運動・朝散歩」で体を整えることをとにかく推奨していました。
(それらがなぜメンタルにいいのかも含めて説明してくれるのですごく納得感がありました。)
それまでの私は、考え方や物事の捉え方、性格がメンタルに影響してるものとばかり思っていたので、
体を整えることが何より大事、という視点は目から鱗でした。
でも精神科のプロが言うなら間違いないだろうし、今の状態を抜け出すにはまずは黙ってそれらを実行しようと思えました。
(実際に、運動は微妙ですが睡眠・朝散歩で私のメンタルはかなり改善してきています。)
まとめ
・将来のために健康寿命を延ばす意識をしていきたい
・まずは体が整う生活習慣を送ろう
加齢は止められないけど、健康寿命を延ばすことならできそうですよね。
1日でも早く、そして今の自分にできることから始めて、健康寿命を延ばしていきましょう^^